deshitabi

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人形工房 左京について

静岡県静岡市で、1923年創業の雛人形の着物のデザイン・縫製から着せ付けまでを行う雛人形工房です。平安時代より続く日本の伝統工芸を守り抜いて約100年。3代目人形師で代表の望月和人氏が歴史・文化・技を磨きそして伝え、4代目の望月琢矢氏が新しい時代に向けた挑戦を続ける。次なる100年を目指し、伝統のあるべき姿をデザインし続けています。

人形づくりの工程

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    01.生地選び

    伝統的な文様、日本の伝統色と色合わせを参考にして、着物の生地を選びます。本格的な西陣織などの正絹生地や豪華な金襴生地など、豊富な種類の中から厳選します。

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    02.生地の裁断

    着物の生地を整える裏打ち用の和紙を着物の生地に貼り込みます。次に生地と裏打ちの和紙を裁断します。
    その後、縫製して着物としての形に整えます。

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    03.着付け

    お姫様の十二単の重ねのバランス、お殿様の束帯衣装など、着物を来た時の美しさをつくりあげるために、人形の芯となる胴体に着物を丁寧に着付けます。

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    04.仕上げ

    着付けられた人形を、最終的な完成品にするために「かいな折り」という型に整える作業をおこないます。ここでは肩の位置・腕の位置や曲がり方・手の組み方・着物のしなやかな流れなど、最も人形師の個性が生きる作業であり、

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    曲げのかたちから人形師が特定できるほど重要な工程で人形の価値の大部分がここで決まります。

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雛人形と静岡のものづくりの関係性

ひな祭りは、平安時代にまで遡ります。無病息災を願い、陰陽師という占い師を呼んで天地の神に祈ったり、季節の食べ物を供えたり、人形に自分の厄を移して海や川に流すなどの習慣がありました。また、時代の経過とともに上流階級の少女たちは「ひいな遊び」という人形を使ったままごと遊びをしていました。長い年月を経てこの行事と「ひいな遊び」が重なり現在のひな祭りとなったと言われています。また、室町時代に3月3日に定まったと言われています。

静岡県志田郡では江戸時代から、菅原道真を模った人形「天神」がつくられていて、駿河雛人形は天神に衣装を着せたことが始まりという説があります。また、徳川家康の築城の際に日本全国から集められ、その後住みついた漆職人による道具づくりと合わさり静岡で雛人形づくりが産業として広がっていきました。

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日本の伝統配色の本を参考にする

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静岡の文化歴史を学ぶ

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駿府城を見学する

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紅葉山公園を散歩する

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人形工房で作業する

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人形の着付け

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オリジナル人形をつくる

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生地を裁断して準備する

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雛人形の顔をつける

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師匠から学ぶ

弟子入り体験スケジュール

このプログラムの内容は予告なく修正する場合もございます。ご了承ください。

1日目

09:00 - 11:30 人形工房 左京にてオリジナル人形生地選び(持ち込みの場合は生地確認)
11:30 - 12:00 移動 駿府城公園へ
12:00 - 13:00 中心街で昼食
13:00 - 14:30 駿府城公園 巽櫓/静岡の伝統産業の歴史や文化を学ぶ
駿府城公園 紅葉山庭園/日本の庭園とお茶体験
14:30 - 15:00 移動 匠宿へ
15:00 - 17:00 匠宿 見学
15:00 - 17:00 終了移動 匠宿へ 匠宿見学
15:00 - 17:00 終了

2日目

09:00 - 09:10 朝礼/自己紹介
09:10 - 10:00 雛祭り、雛人形の歴史や文化、人形づくりの技術のレクチャー
10:00 - 11:00 各部品と種類の説明
11:00 - 12:00 貼り込み・裁断(練習)
12:00 - 13:00 昼食 他の職人たちと一緒に昼食(各自用意)
13:00 - 15:00 着せつけ練習(続き)
15:00 - 17:00 かいな折り練習

3日目

09:00 - 12:00 着せつけ(オリジナル)
12:00 - 13:00 昼食 他の職人たちと一緒に昼食(各自用意)
13:00 - 15:00 かいな折り(オリジナル)
15:00 - 17:00 仕上げ確認(社長指導等)、顔選び、台座選び

人形工房 左京

静岡県静岡市で、1923年創業の雛人形の着物のデザイン・縫製から着せ付けまでを行う雛人形工房。平安時代より続く日本の伝統工芸を守り抜いて約100年。次なる100年を目指し、伝統のあるべき姿をデザインし続ける。
https://sakyou.co.jp/

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